スピーカー
彌田 徹TEDxHamamatsu 2018 スピーカー
エリアイノベーター/建築家
1985年大分県生まれ。浜松市在住
浜松市を拠点に活動する建築事務所を主宰しつつ、個人でも浜松のまちづくりプロジェクトにかかわり、イノベーティブな空間を生み出している。
学生時代、埼玉の駅前広場改修プロジェクトや飛騨の集落調査などを通し、建築は「いかにつくるか」と同時に「いかに使うか」が大きくかかわっていることを学んだという彌田氏。同時期に仲間とともに空間をつくることを目的に立ち上げたチームでの実践も現在の活動につながっている。浜松市とは、商店街の空き店舗を活用するワークショップを開いて以来のご縁。
彌田氏が手掛けるエリアリノベーションとも言える試みは、建築家としておしゃれな空間を「つくる」だけではない。街の「使い方」を広げる活動こそが、そのかなめといえよう。さまざまな分野の人たちとともに知恵を出し合って新しい価値を創造している。
週1回行っているフットサルでは、チームのメンバーとイメージを共有して進めるゲームメイクに面白さを感じるという。その楽しみ方は、あたかもチームで進めるまちづくりのようである。
403architecture[dajiba] としての著書に『建築で思考し、都市をつくる』(LIXIL出版)。2014年に第30回吉岡賞、2016年にヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館にて審査員特別表彰。『新建築』『BRUTUS』など、雑誌にも多数取り上げられている。
TEDx Talk
“つくる”と“つかう”の応答で街が変わる