スピーカー
ジュニオール・マエダTEDxHamamatsu 2018 スピーカー
写真家 / フォトジャーナリスト
1975年 ブラジル連邦共和国 ポルトアレグレ市生まれ、浜松市在住。
マエダ氏は、在日28年になる日系ブラジル3世の写真家。日系ブラジル人を被写体として、90年代の「出稼ぎ」労働者を再現する写真を数多く発表してきた。モノクロームで表現された画面には、当時の息遣いがリアルに再現されている。
日本人の移民船が初めてブラジルに渡ってから110年。日系2世・3世の入国と就労を可能にした入管難民法の改正から約30年を数える今、あらためて、ブラジルと日本との絆を振り返る企画が国内の各所で行われている。こうした展示でマエダ氏の写真は欠かせない存在として、私たちに静かに語りかけてくる。
「昔のことを知らない現代のブラジル人にも、当時の日系ブラジル人がどのように日本で暮らしていたかを伝えたい」というマエダ氏。過去を伝えると同時に、現在の日本社会の第一線で活躍する日系ブラジル人の姿も紹介している。その活動は、日本の新聞・テレビ・雑誌およびブラジルの雑誌などにも多数取り上げられてきた。
一方、フォトジャーナリズムの分野でも活躍しており、2014年にウェブサイトポータル三重にて写真賞受賞、Press Awards Japan 2017 では写真が特集されている。
好きな食べ物はすき焼き。座右の銘は “Quando você achar que sabe tudo, é a hora de aprender mais.”(あなたがもう全部を知っていると感じたら、もっと学ぶべき時期です)。
TEDx Talk
写真の可能性 ー「デカセギプロジェクト」を通して